●例題 1 <ブラックボックスの出力値>●
次のような装置 \(\rm P\), \(\rm Q\), \(\rm R\) を考える.
\(\rm P\) : \(2\) つの入力値の和を出力する.
\(\rm Q\) : \(2\) つの入力値の積を出力する.
\(\rm R\) : \(2\) つの入力値の小さくない方を出力する.
※ \(2\) つの入力値が等しい場合, それらはともに 「小さくない方」 なので, その値がそのまま出力値になります.
このとき, 次の図の \(X\) の値を求めよ.
●解答●
\(\rm P\) の入力値は \(3\) と \(4\) だから,
その出力値は \(3+4=7\).
右上にある \(\rm Q\) の入力値は \(7\) と \(5\) だから,
その出力値は \(7\times 5=35\).
左下にある \(\rm Q\) の入力値は \(6\) と \(6\) だから,
その出力値は \(6\times6=36\).
\(\rm R\) の入力値は \(35\) と \(36\) だから,
その出力値は \(35<36\) より \(X=36\).
答 \(36\)
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●例題 2 <ブラックボックスの入力値>●
次のような装置 \(\rm P\), \(\rm Q\), \(\rm R\) を考える.
\(\rm P\) : \(2\) つの入力値の和を出力する.
\(\rm Q\) : \(2\) つの入力値の差の絶対値を出力する.
※ \(2\) つの入力値どうしで引き算を行い, 結果が \(0\) または正 (プラス) ならそのまま, 負 (マイナス) なら逆符号にして正に直します.